若者 車離れ

若者の車離れの理由

若者がなぜ車を所有しないかについて、考えてきたいと思います。ガソリン価格の乱高下や2008年のリーマンショックの影響による消費者マインドの急激な冷え込みなど、大きく変動する要因の影響を出来るだけ排除して分析するために、2007年の「若者意識調査」の結果を中心に分析していきたいと思います。

 

調査の中で、自分専用の車を所有しない20代にその理由を聞いてみると、回答が最も多かったのが「駐車場代やガソリン代がかかるから」という理由です。続いて「自分で購入するには車両価格が高すぎるから」「日常生活に必要がないから」「車全般に興味が無いから」という理由が挙げられています。

 

調査結果を見ると、車のランニングコスト、次に車への出費を惜しむ理由が上位にランクインして、最後に「不要」「興味なし」が挙げられています。さらに、「お金がかかるから買わない」と回答した20代に直接会ってインタビューを行うと、単純にお金がないことが理由ではないことが判明しました。

 

彼等は「お金があっても、車に使うのはもったいない」と言います。消費者資質や貯蓄の項目の中で、車の優先順位が、昔に比べ、低下していることが分かります。

 

一流企業で働いているAさんの貯蓄残高は500万円以上あります。自分が欲しいと思えば、ある程度の高級車であれば現金購入できる金額です。それでも、駐車場代・毎年の自動車税・整備代、保険料・・・などを含めてゼロ(もしくは限りなく低い金額)にならない限り、車を所有するメリットはない」と答えています。

 

必要ないものにわずかであろうとお金を費やすのはバカげているというのが最近の若者の考え方の中心となっているのが分かります。

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若者の車離れの現状
「乗用車市場動向調査」の、乗用車の運転者の年齢別構成比の推移を見ていくと、10代・20代は1993年には主運転者全体の2割を占めていましたが、2007年にはとうとう1割を大きく割り込み、93年の約3分の1まで低下しているのが分かります。
車を手放す1番の原因
民主党から自由党に政権が交替、金融緩和、財政出動、成長戦略などの積極的な経済政策が取られています。そこに景気回復への大きな期待が寄せられ、雇用情勢の好転も渇望されています。