カーシェアリング

カーシェアリングを利用する目的

カーシェアリングが今後、日本で大きく普及していく場合に、理想的な車種ラインナップ・理想的な環境・理想的な稼働率はどのくらいなのでしょうか。

 

環境という観点から見ると、地球温暖化などの環境問題が伝えられて、すでに長い時間が経過していますが、国や社会といった機関はこれといった対応策もなく、二の足を踏んでいる状態です。

 

多くの人は、自分1人が二酸化炭素の削減に力を入れた所で、たかが知れている。自分1人でどうしようも出来ない、などと思っているのではないでしょうか。

 

普段から意識的に二酸化炭素の削減を心掛けている人にとっては、様々な日常の場面で、その違いが現れてきます。例えば、車を購入する時に、普段から環境を意識している人は、何の迷いもなく真っ先に環境に優しいエコカーを購入するでしょう。

 

また値段や性能に大きな違いがないような商品を選ぶ際にも、片や環境を意識した企業によって造られた商品、もう一方では、あまり環境を意識した活動を行っていない企業の商品であれば、前者の環境を意識した商品を選ぶと思います。

 

このような、たった1人の消費者の考えは企業の売上にも少ないながらも影響を与えます。

 

そして、最近ではSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の普及もあり、たった1人の消費者の考えは、その人の友人、さらにはそのまた友人へと広がり、大きな力となり拡散されていきます。

 

カーシェアリングの利用を考えるということは、環境のことを考えるいいきっかけになると思います。そのきっかけが、車の維持費でもいいでしょう。結果として環境保全に大きく貢献しているという事実を知っているだけでも充分ではないでしょうか。

 

これは、カーシェアリングを実施する企業にも、利用者にも当てはまることです。例え小さくて、地味な改善だとしても、やがては大きな力となり、結果として環境の改革に繋がるのであれば、カーシェアリングを利用することで、大きな目的の1つが達成されることになります。

 

また、複数の人で物を共同利用することで、人によっては扱い方が雑であったり、乱暴だったりするのではないか、と心配する人もいます。しかし、実際にカーシェアリングを利用しているオーナーやユーザーに話を聞いてみると、多くのユーザーがとても丁寧に車を利用してくれるらしいのです。

 

おそらく、ユーザーの意識の中に「カーシェアリング」とは車を共有することであるから、利用するみんなが気持ち良く使えるように気をつけなければならない、という気持ちが働いている結果だと思います。

 

そこが、カーシェアリングとレンタカーの大きな違いであり、レンタカーの場合は、利用者が外装・内装の掃除ともにレンタル料金に含まれていると考えているために、どうしても扱いが雑になってしまう、という話をレンタカーで働く従業員に聞いたことがあります。